「毎日の通勤がしんどい…」「家で落ち着いて働ける仕事があればいいのに」
そんな思いから、私が挑戦したのが 在宅カスタマーサポート(在宅CS) の仕事でした。
パソコン操作が特別得意なわけでもなく、在宅ワークの経験もゼロ。
それでも一歩踏み出してみたら、想像以上に働きやすくて、生活そのものが大きく変わったんです。
この記事では、在宅CSの仕事内容からメリット・デメリット、実際に働いて感じたことまで、体験談を交えながら“他にはないリアルな目線”でお話していきます。
在宅カスタマーサポートってどんな働き方?
在宅CSを一言でいうと、
「自宅でお客様の問い合わせに対応する仕事」 です。
電話対応だけを想像する人も多いですが、実際はこんな感じで幅広いです。
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チャットでのトラブル解消
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ネットショップの注文や配送に関する案内
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サブスクの解約やプラン変更のサポート
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アプリの操作に関するアドバイス
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メールでの問い合わせ返信
私が担当していたのはECサイトの窓口で、毎日さまざまな問い合わせが届きました。
驚いたのが 「細かいマニュアルや対応シナリオがめちゃくちゃ丁寧」 なこと。
最初は電話に慣れなくても、テンプレートや指示に沿って対応すれば何とかなるので、未経験でもスタートしやすかったのを覚えています。
なぜ私が在宅CSを始めたのか?きっかけは“通勤疲れ”
以前はオフィス勤務で、片道1時間の満員電車が毎日のようにストレスでした。
さらに、オフィス特有の「空気を読む文化」や雑談への気疲れもあり、仕事に集中するより“環境に耐える”ことが中心になっていた時期もあります。
そんな時に見つけたのが在宅CSの求人。
「家で働けるなら朝のストレスも減るし、生活も整いそうだな」と思って挑戦しました。
結果として、この判断は私の生活を大きく変える転機になりました。
在宅CSをやって良かったこと
通勤ゼロの快適さが想像以上だった
在宅ワークの一番のメリットはやっぱり 通勤時間が消えること。
朝9時スタートでも、8時55分まで家でゆっくり。
天気が荒れていても外に出なくていい。
“通勤がない”というだけで、1日の疲労度が本当に変わります。
自分のペースで働きやすい
在宅だから、休憩中に洗濯したり、軽くストレッチしたり、昼にスープを作ることもできる。
こういう小さな自由さが、気持ちの余裕につながるんですよね。
私は仕事の合間に部屋を換気したり、午後の集中力が落ちてきたら軽く散歩したりしていました。
人間関係のストレスがほぼない
オフィスにいると“なんとなく気を遣う空気”ってありませんか?
在宅だと、それが完全に消えます。
チャットで必要な連絡をするだけなので、無駄な雑談も、妙な探り合いもありません。
適度な距離感で関わるので、精神的な負担はかなり軽くなりました。
コミュニケーションスキルが確実に上がる
在宅とはいえ、お客様対応の仕事なので、
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丁寧な言い回し
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分かりやすい説明
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感情が荒れている相手の落ち着かせ方
などのスキルは自然と伸びていきます。
以前よりも言葉選びが上手くなったと、友人にも言われるようになりました。
大変だと感じたポイントも正直に話す
クレームは避けられない
在宅だからといってクレームが減るわけではありません。
「なんでこの対応なんだ!」
と怒り気味の人にあたることもあり、最初は胃が痛くなりました。
ただ、サポート担当が裏でチャットでアドバイスをくれるので、慣れるにつれて落ち着いて対応できるようになります。
その場で質問できないもどかしさ
オフィスだったら「今いいですか?」と声をかけられますが、在宅はそうはいきません。
疑問点が出てきても、チャットで送って待つしかない時もある。
ただ、慣れてくると“マニュアル内で解決できる範囲”が分かるので、困る頻度は減りました。
家にいるからこそ誘惑が多い
スマホ、YouTube、ベッド…。
気を抜くと誘惑だらけ。
私は仕事用デスクを一角につくり、仕事モードのスイッチを入れやすいようにしていました。
小さな工夫で意外と改善します。
在宅CSの1日の流れ(私の実例)
私のある日のスケジュールはこんな感じでした。
8:45 PC起動・システムチェック
ログインしてメモを整理。コーヒーを準備。
9:00 勤務開始
受電開始。午前中は問い合わせが多いので集中。
12:00 ランチタイム
パスタを茹でながら、軽く動画を見ることも。
13:00 午後の業務
落ち着いてくる時間帯。チャット相談の依頼が増える。
16:00 休憩
軽いストレッチで肩こり防止。
18:00 業務終了
そのままソファでゆっくり。通勤がないって最高。
在宅CSに向いている人の特徴
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丁寧に話ができる
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感情に飲まれにくい
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パソコン操作が苦手ではない
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マニュアル通りに進められる
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一人で黙々と作業するのが好き
逆に「声のトーンが荒くなりやすい」「相手の怒りに引きずられる」タイプの人は要注意。
在宅CSをやってみて感じた“本当の魅力”
私が在宅CSで一番良かったと感じたのは、
自分の生活リズムを大切にしながら働けること でした。
通勤のストレスがなくなり、体力的にも精神的にも余裕が生まれる。
結果として、仕事にもプライベートにも力を使えるようになったんです。
もちろん、クレーム対応や孤独感など、多少のデメリットはあります。
でも、その上で「在宅で安定した収入を得られる働き方」としては非常に魅力的。
もし「家で働きたい」「落ち着いて働ける環境が欲しい」と思っているなら、在宅カスタマーサポートは間違いなく候補に入れていい仕事だと感じています。


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